前祝いの法則は目標達成の普遍的な技術を学べる貴重な本だった!

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今この記事を読まれている方の中には年明けに神社に初詣に行って今年の目標を設定した人も多いでしょう。

すでに5ヵ月が経過しましたが、目標達成に向けて順調に進んでいますか?

中には目標自体忘れてしまったという方もいるかもしれません。

今回は僕が見つけた目標達成の技術が学べると話題の「前祝いの法則」について実際に読んでみた感想を書いていきます。

目標設定が苦手な方にオススメ

前祝いの法則は目標設定が苦手な方にぜひおすすめの一冊です。

本書は目標をどうすれば実現できるのか分からなくて悩んでいる人をターゲットにした本になります。

今年の目標を立てたのはいいが、達成できずに挫折してしまったという経験は誰にでもあると思います。

でもこれが何年も続いているのはちょっと問題ですよね。

人生は長いようで短いので、何年もの間、自分が立てた目標が達成できていないという事態は早く解決するに越した事はありません。

僕も毎年、年明けに初詣に行った後には毎回必ず今年の目標を設定するんですけど、なかなかうまくいかないのが悩みでした。

酷い年には3ヵ月くらいで立てた目標の存在すらすっかり頭から忘れ去ってしまっていることさえありました。

そんな僕が初めて目標設定で参考になったと思ったのが本書です。

前祝いの法則で学べた事

目標を達成できる自分の姿が明確になる!

本書では各業界の著名人の目標達成事例が複数紹介されているので、実際に本書を読んで実行すれば目標を達成できるんだという確信が持てるのが一番僕の中では大きな変化でした。

今まではこの手の本を読んでも半信半疑で、なかなかよし!実行してみるか!という気持ちにはなれませんでした。

でもこの本の凄いところは誰でも知っているフィギュアスケートやプロ野球選手、プロ格闘家などの一流アスリートや会社経営者、人気作家といった方々の目標達成の実例が紹介されている点です。

彼らの予祝のエピソードを知ることで、今まで曖昧だった目標達成した光景が現実味を帯びて迫ってきます。

この本を読んだ僕は「絶対に自分にもできる!」という自信がふつふつと湧いてきたのを今でも覚えています。

特に倒産寸前の飲食店のエピソードはとても興味深く読ませてもらいました!

普通だったらもうそのまま倒産してしまう流れだったのが、前祝いの法則に書かれている事を実行したところたった一ヶ月で超人気店にまで復活したというのは凄過ぎですよね。

やっぱりどんな思いを持って行動するのかが一番目標を達成するためには重要なんだな~とこの飲食店の事例を読んでつくづく考えさせられました。

この話を聞くと今まで自分が目標をなぜ達成できずに挫折してしまったのか、その理由が明確になった気がしました。

それだけでもこの本を買った甲斐があったなと僕は思えましたね。

目標を達成するための具体的な方法が分かる

本書では自分が立てた目標を達成するための今日から誰でもできる具体的な方法が語られています。

前祝いの法則に書かれている内容はどれも平易な文章で説明してくれているので、何も難しいことはありません。

ただ自分自身が立てた目標を達成したいという強い思いがあれば誰でも活用できます!

本書に書かれているやり方を実行すれば、きっと自分が未来で目標を達成している姿をリアルに思い描くことができると思います。

それくらい現実感を読者に与える具体的でワクワクする内容になっています。

また本書では「ただこれをしなさい!」と事務的な淡々とした内容ではなく読者の感情に訴えかける文章の構成になっているので、読む手が止まりません。

実用書ではなく単なる読み物として本書を見てもかなりクオリティが高いです。

それはひとえに著者のひすいこたろうさんの作家としての才能が優れているからだと思います。

たとえば英語がペラペラになりたいという目標を持ったとして今日から何をやるのが一番の近道なのかという三択クイズの答えは脱帽でしたね笑!

本書で提示された答えは僕としては全く想像の埒外の行動でした。

さらにその一見目標達成とは何の関係もなさそうな行動をどうしてやったほうが結果として早く目標が達成できるのかについても本書では詳しく論理的に解説してくれているので、スッと内容が頭の中に入ってきます。

そこでさらにこの本への興味が強まりましたね!

こんな発想ができる人の書いた事だから言う通りに実行すれば目標を達成できるんじゃないかという期待感がグッと高まりました。

キャッチーなフレーズでサクサク読める!

たとえば本書では問題解決の章の冒頭で「ピンチはチャンス」という言葉が出てきます。

それから身の回りに起きる全ての問題は自分を成長させてくれる糧となるという意味の文章が綴られていくんですけど、章の冒頭にこのようなキャッチーな内容の名言を持ってくる事で読み手としてはこの章ではどんな事が学べるのかが一目瞭然で理解できるメリットがあります。

このような読者目線の構成によって自分が必要な章だけを選んで読むこともできるので、時間を無駄にせずに今の自分にとって興味のある内容から手始めにサクサクと読み進めることができます。

退屈な実用書の場合はいざ読み始めてもなかなか何を学べるのかが明確にならず、だんだん混乱してきて途中で読むのを止めてしまうということもけっこうありました。

でも本書では一切そういうことがないので、また何度も読みたくなってしまいますし他の章にも興味が出てきます。

さらに本書を読み進めてあらためてこの「ピンチはチャンス」という言葉を見てみると違ったふうに見えてくるから不思議です。

この言葉は実にありきたりで、今まで何度も聞いてきましたがその言葉を聞いて何か行動を起こして問題を解決しようという意欲は残念ながら一度も湧いたことはありませんでした。

ところが今までは何も心に響いてこなかったこの言葉が本書を読んだ後ではハッキリとその通りだと思えるんです。

ここではあまり詳しくは触れませんが、このような自分のモチベーションを引き上げてくれる数々の名言が説得力のある文章の前振りとして登場するので、格言の持つ本当の価値を実感できるだけでも本書は買う価値があると思いますね。

目標達成を阻む問題を解決する具体的なヒントになる

前祝いの法則では目標達成を阻んでいる問題を解決するためのヒントがいくつも提示されています。

そこに著者のひすいこたろうさんならではの文章の読みやすさも手伝って「そうなんだよね~」と非常に共感できる部分が多かったです。

共感できるとそのやり方を本当に信じることができるので、あとは実際にやるのみです。

この信じられるかどうかというのは一つのやり方を試す場合にはとっても大切なことだと思います。

疑心暗鬼のままやっても途中で挫折してしまう可能性が高いですが、そのやり方を信じることができれば最後までやり通せる可能性がグッと高まるからです。

特に本書を読んで良かったのが、文章の中でたくさん登場する著者のひすいこたろうさん独自の言い回しです。

既に存在している誰でも知っている有名な格言を独自のセンスで違う言葉で言い換えているんですが、これが言い得て妙で僕は読んでいてとてもしっくりきました。

今まで知っていたはずの格言も著者の独自の切り口の単語で再定義されていて、新鮮に僕の中に伝わってきました。

このような著者の心に自然と染み込んでくる言葉の表現を読んでいるうちに読めば読むほどやる気が出てきて、目標達成を阻む問題解決への意欲が湧いてきます。

しかも本書を読んでいるととても楽しい気分になってくるので、「もっとこうしたらいいんじゃないか?」というアイディアもどんどん浮かんできます。

このように本書ではどうすればいいのかという方法論だけでなく、問題解決のためのモチベーションも高めてくれるという一石二鳥の効果があります。

これが僕にとっては今までの実用本には無い大きなメリットに感じられましたね。

前祝いの法則は目標達成のバイブル本

僕は前祝いの法則をモチベーションが下がったりした時に何度も読み返してます。

そのたびに目標達成に向けてやる気のパワーが復活するので、本書と出会えて本当に良かったな~と日々実感しています。

まさに前祝いの法則は僕が目標を実現するためのバイブル的な1冊です!

特に本書の中で僕が一番重要だと思った内容は良い気持ち(ワクワクした気分)でやるべきことをやるという事です。

これが本書で目標達成のために一番に必要な事だとひすいこたろうさんは解説されています。

確かにこのスキルが身に付けば、「人生はきっと今よりも楽しくなるだろうな~」とストンと腑に落ちました。

今まではただがむしゃらに行動してもなかなか自分の思い通りの結果にならず、自分には目標を達成するための能力がないのかもしれないと思うこともありました。

もちろん努力の量が少ないこともあるかもしれませんが、それ以上に気持ちの部分でただ義務感でいやいやながらやっていたのも少なからず目標を実現できない原因だったんじゃないのかと本書を読んで気づけたのは僕にとっては大きな収穫でした。

たしかにつまらない気持ちでやっていても生産的なアイディアはなかなか浮かびませんし、モチベーションも長続きしないので、ますます目標達成から遠ざかってしまっていたように思います。

正しい心の状態を作った上で行動を起こすのが目標を実現させるための秘訣だったんだと本書を読んでハッと気づかされましたね。

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