ターミネーターニューフェイトの国内評価や海外であまりヒットしてない理由とは?

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出典:https://theriver.jp/new-fate-why-no-deaged/


日本でもついにターミネーターニューフェイトの公開が11月8日からスタートしました。

しかし一足先に公開された海外では期待ほど興行収入は伸びず、早くも大コケという評価も出ています。

ですが、日本ではターミネーター2の人気が高いこともあり公開3日間のオープニング成績は6億4000万円とまずまずの結果でした。

しかし前作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のオープニング成績は残念ながら超えることはできませんでした。

この事から日本でもニューフェイトの先行きは決して明るいものではないのは容易に想像できます。

そこで今回はターミネーターニューフェイトの国内評価やなぜ海外で期待されたほど興行収入が良くなかったのか考察してみました。

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ターミネーターニューフェイトの日本国内の評価や興行収入

ターミネーターニューフェイトの日本国内の評価や興行収入についてどうなっているんでしょうか。

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She’s back. #TerminatorDarkFate

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調べてみると公開初週は国内映画興行ランキングで初登場1位を達成し、土日2日間で33万人弱、公開3日で45万人を動員し6億4000万円の興行収入を記録しています。

一足先に公開されて日本でも大ヒットしているスティーブンキング原作の映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の同期間の興行成績を2倍以上も上回っています。

一見すると日本市場では好調に見えますが、前作の低評価だった「ターミネーター:新起動/ジェニシス」のオープニング成績を下回っているのです。

これはさすがにやばいですよね。

初登場1位だったのは単にその週に強いライバルがいなかったからとも考えられます。

また若い世代にはあまり作品に対して馴染みが薄いというのも不安要素の一つです。

10代や20代のような若い世代にはターミネーターに対してそれほど強い思い入れのある人は少ないでしょう。

だからこそもっと早く続編を製作するべきだったと思います。

往年のターミネーターファンはすでに公開初日か初週には劇場に足を運んでいるはずなので、これから興行収入が下がることが予想されます。

さらにツイッターなどのSNSの評価も好評とは言えない状況です。

予備知識のない初見の人は楽しめたという意見が多かったですが、昔からのファンほど期待外れといったツイートが目立ちます。

イベントやキャンペーンなど何か映画が話題になる要素があれば別ですが、今のところそういった情報もありません。

もしもジョン・コナー役のエドワードファーロングが復帰してまだイケメンだったら日本でももっと話題になってたんでしょうけどね。

子役時代のエドワードファーロングはほんとにイケメンでしたよね。

日本でもターミネーター2が大ヒットした当時は日清カップヌードルのテレビCMにも出演して話題になった記憶があります。

それがまさかあんなに見た目が変わってしまうとは想像すらしてませんでした。


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映画が海外であまりヒットしてない理由とは?

ターミネーターニューフェイトは海外であまりヒットしてない苦戦している現状があります。

アメリカ本国ではオープニング成績が2900万ドルで、かろうじて前作のターミネータージェニシスを超えたものの公開前の予測を大幅に下回る結果となりました。

今やアメリカ以上の巨大マーケットに成長した中国でも公開当初は米市場に迫るオープニング成績を記録しましたが、その後は急激に失速し期待外れ感が漂っています。

成長市場の中国ですら興行収入が期待を下回ったわけなので、当然200億円を超える制作費や世界規模の広告宣伝費用、映画館の配給費用は到底回収できない見込みで、

1億ドル日本円にして約110億円の赤字が見込まれています。

これは製作会社のパラマウントや配給元のディズニーは大きな損失を被ることになりそうです。

そのため当初、予定されていたシリーズ化もキャンセルとなりました。

これはまさにジェニシスの悪夢の再来ですね。

本国アメリカも含めて海外の映画ファンや顧客が求めていた続編のシナリオはこれじゃなかったという事でしょうね。

キャストの魅力が足りない

ターミネーターニューフェイトが海外であまりヒットしてない決定的な理由はやはりキャスト陣だと思います。

単純にシュワちゃんとサラコナーが年を取り過ぎていることもあり

バランスを取るためにグレースとダニー・ラモスの若い女の子2人をメインキャストに起用したんだと思いますが、ターミネーター2の終末の世界観にはどうにも合ってないような気がします。

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Mackenzie Davis stars in #Terminator: Dark Fate. In theatres Nov 1st.

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シュワちゃんはもちろんカッコイイんですけど、年を取り過ぎてしまったな~というのが正直な感想です。

サラコナー役のリンダハミルトンもおんなじで映画館の大スクリーンで見ると尚更どうしてもそこばっかり気になってしまいます。

往年のファンとしてはせめてあと10年早くジェームズ・キャメロンには構想を実現して欲しかったです。

一体なぜこれほどまでにターミネーター2の続編の制作が遅れてしまったのか分かりませんが、

ジェームズ・キャメロンが原作・原案を担当し製作にもかかわった正当な続編という触れ込みを聞いても、正直今更という感じもあります。

しかも監督はティム・ミラーで別にいますからね。

どうせ正当な続編を作るならジェームズ・キャメロンに監督をやってもらいたかったし、なぜもっと早く企画を実現できなかったんだとファンとしては納得できない部分が多々あります。

敵の新型ターミネーター「Rev-9」のCGがチープ

あとはターミネーターニューフェイトの予告CMでも思ったんですが、敵の新型ターミネーター「Rev-9」のCGがチープ過ぎるのも海外の評価があまりよくない理由だと思います。

ターミネーター2のファンとしては初期型のT-800みたいな金属骨格がメインの敵との闘いが見たかったです。

旧式が問題というなら武器をもっと最新のモノのグレードアップすれば問題なかったと思いますし、Rev-9みたいに安易に液体金属を使うのはどうかなという感じです。

しかも敵のターミネーター役の俳優も体の線が細くてまったく怖い感じが伝わってきません。

とどめはRev-9がまるで生物みたいに2つに分裂するシーンはガッカリを通り越して呆れてしまいました。

まあその方が現物の必要がなくCGで作りやすいんでしょうけど、見ているこっちとしてはモロCGで臨場感や迫力を全く感じません。

何度も言いますがRev-9のような生物っぽいターミネーターじゃなくて金属骨格を前面に出したロボットのターミネーターを見たかったんですよね~。

まとめ

先週末の日曜日に放送された行列のできる法律相談所にアーノルド・シュワルツェネッガーとサラコナー役のリンダハミルトンがサプライズで登場してましたね。

インタビューアーの滝沢カレンが感動のあまり嬉し涙が止まらずパニック状態になったシーンはネットでも話題になってので、今週はその影響で少しは興行収入アップが期待できると思います。

まさか沢カレンがあんなにターミネーター2が大好きでシュワちゃんの大ファンだったとは驚きでしたね。

現在、滝沢カレンは27歳なのでターミネーター2が劇場公開された時はまだ生まれてもいなかったはずなので、

シュワちゃんの人気をリアルタイムで知っている世代じゃないと思いますが、なにかよほど彼女の琴線に触れるシーンがあったんでしょうね。

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